DTM/DAW

 Last Update : 2020.04.15

適切なモニターで適切な判断!DAWのモニター環境を整えよう


DAWを使用して作業をする時には当然のように録音される音や再生される音を聴きながら作業を行います。ある時はモニタースピーカーを使用しますし、目的に合わせてヘッドホンやイヤホンを使用することもあります。

今回は自宅レコーディングを行う上で整えるべきモニタリング環境について書いていきますが、それに先立ちまして一番大切なことを先に書いておきます。

『今までに聴いたことが無い音に対しては適切な判断を下すことは出来ない。』

深く考えずそのままの意味です。例えばライブハウスやクラブで音楽を聴いたことが無い方にはバスドラムの振動が肋骨や内臓に響くことは理解できません。自宅のモニターでライブハウス・クラブレベルの音量を出せる環境をお持ちの方はかなり稀ですが、しっかりとしたモニター環境を作ることで大音量で鳴らした時の感覚を感じとることなどもできます。

参考までに私たちサウンドエンジニアは多くの場合リファレンスCDと呼ばれるCDを持っています。リファレンスCDとはその場の音場の基準にするCDのことを指します。私の場合はDonald FagenのI.G.Yという曲など使っています。

トラック感の分離やバランスがよく、リファレンスに最適です。より現代的なEDMなどに必要な低域成分が含まれていないので、クラブなどでは別のCDを使用したりもしますが、いまだにこの曲を使用することが多いです。

収録されているThe NightflyをSONYのCDプレイヤーを使用してSONYのヘッドホンMDR-CD900STで聴き込んで音を体で覚えた記憶があります。

このように音が理解出来ているCDを音が理解出来ているモニターで聴き込むことで自分の聴覚にCDの音を憶え込ませます。一度憶えてしまえば、音が理解出来ていないモニターでリファレンスCDを再生した時に、いつものモニター環境と違う部分を見つけることが出来ます。

今回の主題では上記の逆の状態の方が重要です。

すなわち、音が理解出来ているモニター環境があれば現在鳴っている音を適切に判断することが出来る、ということです。例えば、前述の900STで低域がこれだけ聴こえるのは低域が出過ぎているな、とか、このイヤホンで音楽を聴いている時にこんなにボーカルの高域が痛く感じたことはないから高域を処理しよう、などの判断が下せます。

モニター環境において重要なことは、高級な再生環境でも評判の良いモニタースピーカーでもなく、自分の聴覚と感覚にあったモニターを使用する、ということです。

とは言えど、オーダーメイドでモニター環境を作れる状況は物理的・経済的な面からまず考えられないので、既製品モニターの音を聴覚に染み込ませて行くのが一番の近道です。

前置きが長くなりましたが、ここからは自分専用のリファレンスモニター環境を構築するのに向いているスピーカーやヘッドホン・イヤホンなどをご紹介しながら解説していきます。



モニター環境に求める条件

乱暴な言い方をすれば、自分の聴覚にマッチしていればどんなイヤホンやラジカセでもMIX作業は出来ることになります。

しかし、再生環境が再生不可能な帯域の音に関してはそれらの帯域が鳴っている状態でなければ判断が出来ません。そのため、モニターとして使用するには再生可能周波数帯域が重要な要素になってきます。

また、特定の帯域に色付けがあると周囲の帯域への判断が困難になるため、ある程度フラットな周波数特性を持ったモニターの方が向いています。リスニング用のスピーカーやヘッドホンは小音量でも迫力を出すため特に低域に意図的なピークを作ってあることが多いです。リスニング用では音が混ざって聴こえることが優先されますが、モニター用ではある程度分離よく聴こえるものの方が作業が楽です。

再生可能周波数や周波数特性(=f特)は再生音量によって変わります。大きなスピーカーを小さな音量で鳴らすよりも小さめのスピーカーを適正な音量で使用した方が音質面で有利になることが多いです。

そして、意外と気にされない方も多いようですが、商用スタジオの用にアフターパーツを用意しづらい自宅レコーディング環境においては、一般に流通していて修理が容易であることも重要な条件になります。せっかく慣れたモニターがすぐに供給停止になってしまったら目も当てられません。

それでは、各カテゴリーについて見ていきます。

 

モニタースピーカー

DTMや宅録というとPCディスプレイの両側にスピーカーが設置されているのをイメージされる方が多いと思いますが、まさにそのスピーカーがモニタースピーカーです。

モニターの配置は、デスク前に座った時に自分の頭と2台のモニターが正三角形になる配置がベストと言われています。また、モニターの向きは上下方向はツイーターが耳に向くように、水平方向は両耳の位置にそれぞれ向くように設置するのがベストです。モニターの指向から外れてしまうと本来出力されている音が聴けないので、配置にも気を配りましょう。

スピーカーは新品時やユニットの入れ替え直後はウーハーのエッジが硬く柔軟に稼働しないため、低域のレスポンスが悪い場合があります。使いはじめしばらくはCDなど帯域バランスの良い音を流してほぐしてやることで本来の鳴りを発揮し始めます。このことを歳をとらせるという意味のエイジングと呼びます。

パワーアンプが別途必要なものをパッシブモニタースピーカー、パワーアンプが内蔵されているものをアクティブモニタースピーカーと呼びます。販売終了からかなり経っていますが、スタジオリファレンスとしていまだ世界中で使用されているYAMAHAのNS-10M、通称テンエムはパッシブモニタースピーカーです。

パッシブ派、アクティブ派と色々な意見がありますが、私は完全にアクティブ派です。

その理由となっているのは、パワーアンプの違いで音質に差が出ることが嫌だから、という点とメーカーがスピーカー本体とベストマッチだと思っているパワーアンプを内蔵してるハズだからという点です。

また、前述の通り大型のスピーカーを小さいボリュームで使用するよりも小型のスピーカーで同じ音量を出した方がバランスよく再生されることが多いので、その辺りもきにしながらオススメのモニタースピーカーをご紹介していきます。

 

YAMAHA / HS5

YAMAHA / HS5

  • 周波数特性:54Hz – 30kHz(-10dB)、74Hz – 24kHz(-3dB)
  • 出力:LF45W/HF25W クロスオーバー=2kHz
  • 寸法:170x285x222mm

NS-10M直系との呼び名も高いYAMAHAのアクティブモニタースピーカーHS5です。音の分離や定位感もよく入門用モニタースピーカーとしては最適なチョイスになるのではないでしょうか。大手国内メーカーであるYAMAHA製というところもポイントで修理対応も早くもしもの時にも安心です。

周波数特性は54Hz-30kHz(-10dB)、74Hz – 24kHz(-3dB)となっていますが、これは、ピークとディップ、つまり周波数グラフの山と谷の差が10dBになる範囲が54Hz-30kHz、3dBで収まる範囲が74Hz – 24kHzということです。以下、f特のグラフになります。

HS5_frequency

1kHz辺りにピークが存在している辺りが10Mっぽさに繋がっている印象です。個人的には低音量時にもあまりバランスが崩れずにモニタリング出来る印象があります。確かにローエンドが若干見えづらいこともありますが、ヘッドホンなどで補完可能です。ハイエンドは綺麗に伸びきっています。出力70Wも自宅用と考えれば12分です。

内蔵EQによって2kHzから上のツィーターで鳴ってる音量を+2dB/0dB/-2dBから選択出来ます。また、机上に設置した際のデスク面からの跳ね返りにより低域がまして聴こえたり、部屋の角などで低域溜まりが出来ている際のために500Hz以下にも/0dB/-2dB/-4dBのEQが実装されています。

入力端子はXLRとTRS PHONEが用意されているので、接続に困ることはありません。

 

EVE AUDIO / SC205

EVE AUDIO / SC205

  • 周波数特性:53Hz – 21kHz(-3dB)
  • 出力:LF50W/HF50W クロスオーバー=3kHz
  • 寸法:175x275x233mm

私も自宅で愛用しているEVE AUDIOのSC205です。鳴らしはじめはスペックよりも音が固い印象がありましたが、使用しているうちに小慣れてきました。サイズ感も出力面サイズ面も先ほどのHS-5とほぼ同等です。f特は以下のようになっています。

SC205_Frequency

赤いラインがモニタースピーカーの正面のグラフです。横ライン一本が10dBになっているので、注意してみていきましょう。測定条件が各社バラついているので一概に比較は出来ませんが、比較的フラットな特性をしていると言えます。小音量で低域が若干落ちることを考えてもここまで見えてくれると助かります。クロスが3kHzの割には1kHz〜3kHzが綺麗に出ていて、位相特性についても気になることはありません。

また、内蔵DSPに豊富なEQやフィルターが備わっていて、設置環境による音質変化にも柔軟に対応可能です。電源・音量・DSP操作といった機能が全て本体前面に備わったVolumeノブに集約されているので、電源投入時や調整を行う際にいちいち裏に回る必要がないのがとても良いですね。

入力端子はバランス入力がXLR、アンバランス入力がRCAです。オーディオインターフェースの出力がTRSの場合変換ケーブルが必要になります。

 

GENELEC / 8030CP

GENELEC / 8030CP ペア

  • 周波数特性:54Hz – 20kHz (±2.0 dB≒-4dB)
  • 出力:LF50W/HF50W クロスオーバー=3kHz
  • 寸法:189x299x178mm

スタジオモニタースピーカーの老舗GENELECの8030Cも大変オススメのモニタースピーカーです。スタジオの常設機材として採用されていて、数日間作業を行ったのですが、細かいところまでよく見えるモニターと言う印象でした。

設置面に振動が伝わって低域が逃げるのを防ぐアイソレーターが標準搭載されている点や、滑らかなf特、定位の安定感などモニタースピーカーに必要な要素が一通り揃っています。また、音量を抑えても音質が大きく変わらないのも特徴です。

8030C_frequency

3つのグラフが各種フィルターのカーブと合わさっていて若干見づらいですが、各一番上のグラフが標準状態のf特です。10kHz辺りに少しディップがありますが、ほぼ完全にフラットな特性と言って問題ないでしょう。

このサイズのモニタースピーカーとしては言うこと無しですね。入力端子はXLRのみとなっています。

 

ISO Acoustics / ISO-155

ISO Acoustics / ISO-155

こちらはモニタースピーカー本体ではなく、モニタースピーカーを載せるスタンド型アイソレーターです。先ほど8030の項目でも触れましたが、スピーカーの振動がデスクに逃げてしまうと主に低域の特性が悪化し、正常なモニタリングが困難になります。

アイソレーターをデスクとスピーカーの間に設置することでスピーカーの振動がデスクに伝わりづらくなり、正確なモニタリングが行いやすくなります。また、デスクにスピーカーを直置きするとデスク前に座った際の耳の高さよりも低い位置にスピーカーが向きますが、ISO Acosticsのアイソレーターはスピーカースタンドも兼ねているので設置する高さも調節可能です。

私も使用しているのですが、ただ卓上スタンドで嵩上げした時と比べて低域がしまって聴こえるようになりました。スピーカー前方の脚と後方の脚の高さを変えて設置することが可能で、デスク面にアイソレーターを設置してそこから上向きにスピーカーを設置することで座っている時の耳の高さにスピーカーが向いてくれます



ヘッドホン

ヘッドホンもまた重要なモニターの一つです。

モニター用ヘッドホンとして使用するものは密閉式のヘッドホンがほとんどで、モニタースピーカー同様フラットな特性や定位感がしっかりしているものが向いています

自宅レコーディング環境では夜間に音が出せない、などの理由でヘッドホンメインに作業を行うことが少なくありません。また、モニタースピーカーよりも気軽に持ち出せるサイズなので、自宅以外で作業を行う際にも持ち出すことができます。

音楽をやるなら、サウンドの特徴を把握しているヘッドホンを一つは持っておくべきです。

 

SONY / MDR-CD900ST

SONY / MDR-CD900ST

  • 再生周波数帯域:5~30,000Hz(JEITA)
  • プラグ:本体一体型ステレオ標準プラグ

押しも押されぬ超ド定番モニターヘッドホンのSONY MDR-CD900STです。1989年のリリースから今日でも多くのスタジオで使用されています。モニターに適した広い周波数帯域とフラットな特性、抜群の定位感を持ったヘッドホンです。人間の可聴帯域は一般に20Hzから20000Hzと言われているので、その全てをカバーしています。

新品やドライバー交換直後は低域が不足しているように聴こえるのですが、短時間のエイジングでしっかりと全帯域にバランスよくなるようになります。まずはこのヘッドホンから慣れて行くのがオススメです。

プラグはステレオ標準タイプでアダプタなどは付属しないので、ポータブルオーディオプレイヤーなどと接続する際には別途変換アダプタが必要です。

 

SONY / MDR-M1ST

SONY / MDR-M1ST

  • 再生周波数帯域:5-80,000Hz (JEITA)
  • プラグ:着脱式ステレオ標準プラグ

MDR-CD900STがスペックアップしたという印象のモニター用ヘッドホンがMDR-M1STです。ハイレゾ制作環境に向けて作られていて、CD900STと比べて高域の再生能力が向上しています。

実際のところ80000kHz=80kHzは人間の聴覚には捉えられない超音波に相当する帯域なのですが、倍音として存在することで元の音が変化して基音だけで聴いた際と違いを知覚することが可能です。私もはじめはこの説には懐疑的だったのですが、実際に作業環境が96kHzサンプリングに移行するタイミングで確かな変化を認めました。

キャラクターの方向性はCD900STと同様に高域までストレスなく出ていて、各帯域のバランスもフラットです。

 

RUPERT NEVE DESIGNS / RNHP

RUPERT NEVE DESIGNS / RNHP

マイクプリアンプやEQなどレコーディング機器を製作しているRUPERT NEVE DESIGNSがリリースしたヘッドホンアンプがこのRNHPです。前面にはヘッドホンボリュームと入力ソース切り替えが配置されていて、背面にA(XLR or TRS)、B(RCA)、C(ステレオミニ)の各入力端子と電源が配置されています。

DAWで使用する場合には、オーディオインターフェースのモニター出力をINPUT Aに接続して使用します。

通常オーディオインターフェースなどに搭載されているヘッドホン出力などの可変式アナログボリュームポットは、特に最小値付近で挙動が不安的で、結果としてLRのバランスが悪くなったり、周波数バランスが崩れたりすることが少なくありません。また、搭載されている出力抵抗値が高い場合、使用しているヘッドホンに正確な信号を送ることが出来ないことがあります。

RNDIは高精度のパーツを使用することでアナログボリュームポットの弱点を可能な限り軽減していて、モニタリング音量による周波数特性、位相特性、LRバランスへの影響を最小限に抑えています

使用してみるまではそんなに変化があるように思っていなかったのですが、使ってみたらそんなに変化がありました。アナログ機器を作らせたら世界一のNEVEが作ったフルアナログのヘッドホンアンプ単体機、一度試してみることをオススメします。

 

イヤホン

現代のMIXではイヤホンも欠かせないモニタリングツールです。全体的な特徴としてはヘッドホンよりも定位がハッキリと出やすく、小音量時のモニタリングバランスが良好なものが多いです。

基本的に接続用の端子はステレオミニタイプが採用されているため、変換プラグを用いなくてもポータブルプレイヤーやスマートフォンと接続して移動中などに音楽を聴くことが出来ます。それにより、同じイヤホンで音楽を聴くことと作ることが可能になり、気軽にメジャー作品と自分の作品を聴き比べることも出来るようになります。

また、忘れてはいけないのが、現代人は音楽を聴くときにほとんどの場合イヤホンを使用しているというところです。スマートフォンに付属のイヤホンでmp3圧縮したMIXをチェックすると言うのは商用スタジオでも取られている方法です。

 

SHURE / SE425-CL-A

SHURE / SE425-CL-A

  • 周波数特性:20Hz – 19kHz
  • プラグ:着脱式ステレオミニプラグ、MMCX

SHUREのカナルタイプイヤホン、SE425です。 ライブ時のIEM(IN EAR MONITOR=イヤモニ)としても使われているイヤホンで、マイクと耳が近い距離にあるため、ヘッドホンモニターが困難なバイオリンのレコーディングにも使用されることがあります。私もリスニング兼用で長年愛用しています。

このサイズの本体にどうやったら2つのドライバーを配置出来たのか、どうやったらこんなに低域まで出るのかが謎ですが、ヘッドホンよりも低域が見えるのでモニタリング用としてもよく使用しています。

周波数特性の測定方法が不明ですが、高域はカタログスペックよりも上まで出ている印象があります。

イヤーチップ側の端子はMMCXで互換性のあるケーブルに差し替えることが可能です。また、耳に当たる部分イヤーパッドにはいくつかのバリエーションがあり、自分の耳にフィットしたものを選択することで音漏れが少なくなり結果的に低域特性の向上にも繋がります。

 

OYAIDE / Palette8 MX-A

OYAIDE / Palette8 MX-A Solid Black

上記のSE425にも使用可能なMMCXタイプのイヤホンリケーブル、Palette8 MX-Aです。カラーバリエーションも豊富です。

電線を作らせたら世界一のオヤイデ電気とヘッドホン・イヤホン用リケーブルに強い中国のZephoneが共同開発した製品で、ケーブルでの音質ロスを最大限防いで音質を維持したままイヤホンまで伝送してくれます。

導線にはOYAIDEの音響用電源ケーブルなどにも使用されている、精密導体102 SSCが使用されています。102と言うのは導電率が102%から来ている名称とのことですが、100%を超える訳がないと思っていた私はとても驚きました。実際には導電率は実測ではなく計算で求められるため100%を超えることも考えられるとのことでした。

このケーブルが良いと言う部分もあるのですが、付属のケーブルが若干残念な品質なのではないかと考えるくらいには音質変化が起こります。SHUREのイヤホンを使ってる方は導入してみる価値アリです。

SENNHEISERなどの2Pコネクタに対応したモデルもあるので、SENNHEISERユーザーの方も導電率102%を試してみるのもオススメです。

 

複数のモニターを併用するメリット

ここまでで、モニタースピーカー・ヘッドホン・イヤホンと3種類のモニターをご紹介して来ましたが、実はこれらのモニターを組み合わせて使用することでMIXは飛躍的に楽になります。実際に商用スタジオではニアフィールドとラージの2種類のモニタースピーカーにヘッドホンやラジカセなども組み合わせてモニタリングを行っています。

MIXの問題を見つけるのに、モニタースピーカーだけでは気付けないものにヘッドホンで聴いた時に違和感をおぼえたり、逆の場合も考えられます。それぞれの環境でのモニタリングに慣れてくると、ヘッドホンでこう聴こえていれば、スピーカーではこう聴こえるハズ、そうじゃないなら何かしら問題がある。というように複数の環境で聴くことで問題解決が早まることが多々あります。

また、深夜作業などでヘッドホンやイヤホンを長時間着用していると耳とか側頭部が痛くなりがちですが、イヤホンに疲れたらヘッドホン、ヘッドホンに疲れたらイヤホンと切り替えて使用することで注意力をMIXだけに向けることが出来、作業効率が下がらないと言うのも無視できないメリットです。




☆まとめ☆

  • モニタースピーカーは向きや角度にも気をつけて!
  • エイジングはしっかりと!
  • イヤホンで聴くことも大切!

 

最後に

今回は自宅レコーディングでモニター環境を整える方法についてご紹介してきました。

感覚の部分などは人によって大きく違うので、一概にこれがモニターに最適です、とは言い切れないのですが、記事内でお伝えした通り周波数のバランスがよく、広い周波数の音が確認出来て、一般に流通しているものを選ぶのがオススメです。

繰り返しになりますが、、どんなに良いモニターでも使う人間の聴覚がそれに対応していなければ意味がありません、ご自分のモニター環境で色々な音楽を聴き込んで本当の意味でのリファレンス環境を構築しましょう。モニター環境に慣れれば、メジャー作品と自分の作品のMIXでの差がしっかりと見えてきます。

 


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