PCと長時間向き合うことも多いDTM/DAWでの作業、DTM/DAW用のPCの周りには何が並んでいるでしょうか?
オーディオインターフェースに接続するケーブルやヘッドホンを始め、いろいろなものが並んでいると思います。
今回は、DTM/DAW用PC周りに、あると便利なものをご紹介していきたいと思います。
目次
デュアルディスプレイ環境
DAWのウィンドウはPC用ディスプレイの大部分を占めていると思います。
ProToolsでもミックスウィンドウと編集ウィンドウを切り替えながらの作業はストレスにもなりますし、作業効率もよくありません。
デュアルディスプレイ環境を組んでおくと、編集、ミックスの両方のウィンドウを同時に表示しておくことが可能です。ミキサーを見ながら編集ウィンドウでプレイバック地点を決めたり、プラグインウィンドウを開いたまま他の作業をできたりと作業効率が高まります。
私が使用しているMacBookProでは標準でHDMI端子があるので、HDMIディスプレイとケーブル1本で接続するだけで、簡単にデュアルディスプレイ環境を構築可能です。
デスクの上部に空間的な余裕があれば、メインディスプレイの上部にサブディスプレイを配置するのがおすすめです。個人的には、横の視点変更は繰り返すと縦に比べて首への負担が大きい気がします。
設置にはモニターアームを使用すると、外付けディスプレイの下にスペースが空き、HDDやSSD、オーディオインターフェイスなんかも格納できて便利です。
デュアルディスプレイ環境を構築してDAW環境を快適にする方法については下記記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
多機能マウス、トラックボールなど
ノートPCを使用している場合はトラックパッドという選択肢もありますが、ゲーム用などの多機能マウスやトラックボールのサブボタンによく使うDAWのショートカットなどを登録しておくと便利です。
外付けHDD、SSD
DAWには必要不可欠な外付けドライブ、セッションデータなどは意外と大きな容量になるので外付けのデータ用ドライブがあると安心です。
また、KONPLETEやOMNISPHEREなどのインストゥルメントプラグインはライブラリからオーディオデータを読み込んで使用します。プラグインの数が増えれば、ライブラリも容量が大きくなるので、これも外付けドライブに保存出来ればPC本体のHDD容量を圧迫することがなく、快適に作業が行えます。ライブラリ用ドライブには読み込み速度の早いSSDがおすすめです。
なお、使用するDAWによってはPC本体ドライブへのオーディオレコーディングを推奨しておらず、オーディオデータ用ドライブとして外付けドライブを推奨している場合があります。
その場合、PCの本体ドライブにレコーディングを行っている際にトラブルが発生してもサポートの適用外となる場合が多く、注意が必要です。
電源タップ
PC本体、オーディオインターフェース、外付けハードディスク、モニタースピーカーなどなど、DTM/DAW用PCの周りには多くの電源が必要です。
口数の多い電源タップがあれば、電源配線をキレイにまとめることができます。また、高品位な電源ケーブル、電源タップを使用することで音質の改善にもつながります。
MIDIキーボード、フィジカルコントローラー
DTM/DAWでMIDIノートを入力する際にはMIDIキーボードが、MIX時にフェーダーを操作する際にはフィジカルコントローラーが便利です。
画像のようにキーボードとフィジカルコントローラーが一体になっているタイプの製品もあり、省スペースで両方の機能を使用することも可能です。
小型アナログミキサー
オーディオインターフェースの入出力は裏側に集中していることが多く、配線を変更する際に毎回デスク周りを動かさなくてはいけない、となると作業効率大幅ダウンです。
小型のアナログミキサーにオーディオインターフェースの出力やCDプレイヤー、ポータブルオーディオの出力を接続しておくと、デスク周りのオーディオケーブルが一箇所に集約されて便利です。
楽器の出力もすぐに接続できるようにしておけば、DAWを起動しなくてもリスニング用、楽器の練習用にすぐに使用できます。
小型ミキサーにはUSB端子を持ちオーディオインターフェースとしても機能する製品もあり、これらを使用することでデスク周りの配線はさらにスッキリすることでしょう。
YAMAHAのMG10XUは通常のアナログミキサー機能に加えて、1系統のマルチエフェクターが内蔵されています。そして、USBオーディオインターフェース機能も備えている上に、Cubase AIがバンドルされます。
これからDAWを始める方にも大変おすすめ出来る小型ミキサーです。
DAW用の小型アナログミキサーに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。
3行でまとめると
- デュアルディスプレイ化で視野を確保!
- 外付けドライブでPC本体の容量を確保!
- その他グッズで作業効率を確保!
最後に
今回ご紹介したなかで、特におすすめなのはデュアルディスプレイ化です。スペースさえ許せば是非お試しください。デスクトップスペースを広く確保できることで、DTM/DAW以外の作業も捗ること間違いなしです。
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