今年のNAMM Showで発表されてからリリースが待たれていたUniversal AudioのLUNAという同社オーディオインターフェースユーザーに無償提供されるDAWが、先日のUADソフトウェアアップデートに内包される形でダウンロードされてきました。
UADソフトウェアのアップデート方法については下記記事をご参照ください。
現在ProToolsをメインで使用していて、慣れとスタジオとの互換性の面から乗り換えは考えていないのですが、せっかくの頂き物なのでインストールして色々触ってみました。
今回はその使用感や気付いたことについて書いていきますがDAW自体のレビューを行えるほど多くのDAWに触れてきたわけではないので、自分が主に使用するであろう機能に絞ってご紹介します。
先述の通りメインのDAWは長年使用してきたProToolsでMIX作業環境を移行する予定はありませんが、リハーサルスタジオなどにオーディオインターフェースやマイクプリを持ち込んで行うプリプロやレコーディング時にLUNAを使用する想定で進めていきます。レコーディングを行って、MIX用セッションに使う各トラックをOKテイクをコンピングしてからオーディオファイルとしてエクスポートすることを想定しています。
まだLUNAをしっかりと使用しているわけではないので、見落としや気付けていない部分があるかも知れませんが、そちらについては随時修正していきます。
目次
LUNAの画面
LUNAは多くのDAWと同じようにトラックを一覧出来るMixer Viewとトラックと時間軸を一覧出来るTimeline Viewで構成されています。
Mixer Viewではトラックの状態を一覧できます。一般的なDAWのMIXER画面とほぼ共通のUI+Consoleと共通のUIで構成されているため、操作に戸惑うこともないでしょう。
Mixer View – INPUT TRACKS
まずはMixer Viewのインプットトラックについて細かく見ていきます。
画像はオーディオトラックの上部です。
INPUT
INPUTではオーディオインターフェースの入力割当を行います。Consoleで設定したラベルが適用されるので見やすい印象を受けました。複数トラックに連続した入力を割り当てる方法が見当たりませんでした。そんなに手間ではないですが、あると便利な機能かと思います。
UNISON
その下はUNISONスロットとプリアンプコントロールです。Rec Ready状態、またはInput Monitor状態の時にUNISONプラグインのロードや設定、プリアンプ部の操作が可能です。こちらも特に不便は感じません。
MIC/LINEの切り替えやファンタム供給、HPF、位相反転などConsoleで出来ることは一通りここでこなせます。
RECORD FX
そのさらに下、Record Fxスロットに割り当てたプラグインはConsoleのUAD for RECに割り当てたプラグインと同じ振る舞いをします。つまり、かけ録り用のスロットです。一つのトラックに最大4つまでUADプラグインをインサート可能です。
TAPE
もう一つ下にはTapeスロットにはシンプルなテープシミュレータープラグインをインサートできます。画像のOxide Tape Recorderは標準搭載のようで、有償オプションとしてSTUDER A800が用意されています。ライセンスはUADプラグイン版のSTUDER A800を所有しているとiLokに自動的にデポジットされているようでした。
INSERT
Tapeスロットから下に見ていくと、INSERTスロットがあります。ConsoleのUAD for MONと同様の機能を持ったスロットで、ここにインサートされたプラグインはレコーディングされる音には影響を及ぼしません。MIX時に使用するインサートスロットです。
ARMを使用する際には4つ(Record Fxスロットと合計で8つ)まで、ARM不使用の場合には8つ(Record Fxスロットと合わせて12まで)のプラグインをインサート可能です。ARM=ONのRec ReadyやInput Monitor状態ではインサートスロットの頭から4つのプラグインまでがアクティブになり、Rec ReadyやInput Monitorを解除すると8つ全てのスロットがアクティブになります。
ARM機能には対応しませんが、このInsertスロットにはLogicと同様Audio Unit(AU)プラグインをロードすることも可能です。まだMacにしか対応していないのですが、今後Windows OSへの対応をする段階などでVSTやAAX Nativeにも対応して行くのではないでしょうか。
SENDS
主にエフェクト送りに使用するSendを設定するスロットです。最大Send数は8と少なく、まだサイドチェーン入力にも対応していないようなのでエフェクト送り専用と考えてよいと思います。
ARMがONになっている場合には送り先のバスも同時にARMがONになります。これは個別にOFFすることもできますが、モニター用リバーブなどではONになっていないと困ってしまいます。
Pはプリフェーダー、Mはミュートスイッチです。
CUES
Cue送り、レコーディング時のモニター用です。Consoleと全く同じ使用感で使えます。apollo 8pの場合には本体のアナログ出力数が3ステレオなので、CUEボックス送り的な使用法よりも個別にモニターオーダーを貰ってパーソナルモニター送りとして使用した方が適している感じがします。
Sendと同じくPがプリフェーダー、Mがミュートです。
OUTPUT
CUESの下部にOUTPUTセクションがあり、ここで出力先のルーティーンを行います。通常MAINが選択されていますが、Bus送りに使用したり、Virtualトラックやオーディオインターフェースの出力に直接割り当てることも可能です。
Automation
READと表示されている部分がオートメーション設定です。Readはオートメーションを読み込む設定で書き込む際にはTouch/Latchは書き込む設定です。Trimモードはありそうでなかったオートメーションフェーダーの動きを保ったままトラック全体の動きをコントロールする設定で、意外と便利かも知れません。もちろんOFFを選択することでオートメーションを無視することができます。
PAN
モノラルトラックでは通常のPANです。左右の定位をここで設定します。
ステレオトラックでは通常はL-PANとR-PANを個別に設定可能なモードになりますが、右クリックメニューからSimple Stereo Panを選択することでワンノブステレオPANに変更できます。センターよりもLに振るとR-PANがLに近づき、Rに振るとL-PANがRに寄ります。通常のPANの方が視認性に優れていると思います。
REC/IM/SOLO/MUTE
フェーダー上の4つのボタンは左上がRec Readyボタン、右上がInput Monitorボタン、左下がSoloボタン、右下がMuteボタンです。機能もそのまんまです。Soloは右クリックメニューからSolo Safe設定できます。
画像のRec ReadyボタンはARMがONになっている状態の表示になります。Input MonitorもARMがONのトラックではIの文字が○で囲まれます。
FADER & METER
これもシンプルにフェーダーとインプットメーターです。フェーダーはミニサイズに変更も可能です。
メーターは初期設定ではプリフェーダーのレベルを表示しますが、設定でポストフェーダーに変更できます。この設定はグローバルなようでバスとマスターのみポストフェーダーなどの設定は出来ないようです。
また、フェーダーやSEND、CUEやRec Ready、Input Monitor、SoloやMuteの状態を複数トラック間でリンクさせるグループ機能も搭載されています。複数トラックを選択して[⌘+G]でグループでの操作が可能なのですが、グループのON/OFF状態がUI上にはっきりと現れず、また、グループリストも無いために使いづらさを感じます。
TRACK NAME
トラック名を表示させるスロットです。ダブルクリックでリネームできます。全角文字には対応していません。
TRACK COLOR
トラックネームスロットの下部、線の下のちょっとしたスペースをクリックするとトラックカラーを変更できます。
Accelerated Realtime Monitoring
Mixer Viewでトラックフェーダーの左に3つのスイッチが並んでいます。真ん中がソロクリア、したがクリップインジケーターのリセットスイッチです。
一番上の二重丸がARMのスイッチでここをクリックすることで ARMのON/OFFを切り替えることができます。
Mixer View – Bus
レコーディング時にはモニター用リバーブ位にしか使用しないかもしれませんが、Busに関してもみていきます。
INPUT
InputではCONSOLEスロットにConsoleエミュレーターをインサート可能です。現在のところUniversal AudioがLUNAとセットで猛烈PRしているNeve Summingがインサート可能です。Neveコンソールのバス回路に搭載されているサミングミキサーをモデリングしたもので、Neveのフレーバーを得ることが出来ます。
ここで大切なお知らせです。このNeve Summingですが、有償オプションです。NAMM ShowからのPR段階を見ていたら標準搭載かのように感じていたのですが、有償オプションです。レコーディングでは使用することはなさそうなのですが、MIX用のツールとして興味深いだけに残念な気がします。
SPILL/ARM/SOLO/MUTE
Input Trackと共通の項目は割愛して、4つのボタンセクションにいきます。Sはソロ、Mはミュートですね。Input Track同様Sは右クリックメニューからSolo Safeが設定可能です。
ARMはバスのARMを設定するボタンでこちらを設定しておくと、ConsoleのAUXバス同様に超低レイテンシーで信号処理が行われるので、モニター送りのリバーブを使用する際などに便利です。ARMはオーディオインターフェースのDSPパワーを使用するため、ConsoleのAUXバス数と同じ数しか設定できません。apollo 8pではAUX1/2の2バスまで設定可能です。
SPILLはとても便利な機能で、SPILLボタンを押すとそのバスにセンドが設定されているトラックと、そのバスが出力先のトラックのみが表示されます。例えばドラムバスをSPILLさせるとトラックリストにドラムのトラックのみが並んで視認性が高まります。近年のデジタルPAコンソールでは必ずと言っていいほど搭載されている機能で、例えばYAMAHA製のデジタルPA用コンソールの一部ではDCAにアサインしたトラックのみを並べて表示するDCA Roll-out機能が搭載されています。
Timeline View
Timeline Viewではほとんど全てのDAWと共通のUIをしています。クリップのトリミング、移動、コピー、など基本的な操作はここで行うことが可能です。
また、クリップネームやクリップゲインは直感的に操作が可能です。Clip Pitch機能が実装されており、各クリップ単位で音程を上下させることが可能です。他にはTime & Tempoとして、トラックのタイミング補正を行うことも可能です。ProToolsのエラスティックオーディオとほぼ同様の操作感でした。
注意点はトラックごとにTIMEモードが設定されていて、MODE=TIMEではテンポ変更を行ってもオーディオファイルは元のままなのですが、MODE=TEMPOに設定されているとテンポ変更に追従してオーディオファイルの長さが変わってしまいます。初期状態ではAudio TrackもTEMPOに設定されていたように思います。
キーボードショートカットがある程度ProToolsを参考にされているので、実戦で使用しそうなトリミングやコピペ、クリップの拡大表示にクロスフェードなどの処理は問題なくできそうです。
LUNAの特徴
ここまでは、LUNAの画面の見方について簡単に解説をしてきましたが、ここからはLUNAの特徴や使用感について書いていきます。
冒頭でも述べましたが、私はMIX用や作編曲用のDAWとしてLUNAを使用する予定がないので、主に楽器のレコーディング、特にエンジニアとしてプレイヤーの演奏を録音する際に活かせる特徴についての解説になりますことをご了承ください。
また、今回のレビューには第二世代ながら比較的DSPパワーに余裕のあるapollo 8pを使用していますが、DAW自体の動作にオーディオインターフェースの内蔵DSPを使うのでLUNAを使用する際には、ある程度パワーに余裕のあるオーディオインターフェースを選択した方が良いでしょう。
UNIVERSAL AUDIO / APOLLO X8
レイテンシーフリーのモニタリング
最大の特徴はapolloやArrowといったThunderbolt接続オーディオインターフェースで知覚できるレベルのレイテンシー無しのレコーディングが可能と言うところでしょうか。Universal Audioも一番大きく取り上げているのがここです。マニュアルによると入力から出力までのレイテンシーは2msとのことでした。
レイテンシーについては下記記事も合わせてご覧ください。
各オーディオインターフェースに搭載されているDSPを使用したAccelerated Realtime Monitoring(ARM)機能によって、DAWでのレコーディングで頭を悩ませることになるモニタリングレイテンシーがほぼ感じられなくなります。
DAWを使用したレコーディングを行う際にはオーディオインターフェースのDSPミキサー、Universal Audioで言うとConsoleプラグインとDAWの画面を行き来しながら作業をすることになります。マイクプリやかけ録りプラグインの設定とプレイヤーへCUEを送る作業はConsoloなどのDSPミキサーを使用して行います。
最も頭を悩ませることになるのがパンチインを行う際などの、Rec Ready状態のトラックをモニターしつつ特定箇所をレコーディングするタイミングです。Native環境でRec Ready状態のトラックを再生すると、どうしても知覚できるレベルのレイテンシーが発生し正常なモニタリングが不可能になります。オーディオインターフェースへの入力音をリアルタイムにモニターすることはDSPミキサーを搭載したオーディオインターフェースのほとんどが可能ですが、このRec Ready状態のトラックのニアゼロレイテンシーモニタリングに対応したDAWは他にProTools HDXシステム位ではないでしょうか。
私はいままでNative環境でのレコーディングでは、同時にレコーディングするトラックを複製して作業を行うことでモニタリング用のトラックとレコーディング用のトラックを別にして対処していましたが、プリプロで多いドラム、ベース(ライン)、ギター(ライン)の一発録りを行う際などには大量のトラックが必要になることに頭を悩ませていました。
前述のARMをONにすると、Rec Ready状態のトラックがほとんどレイテンシー無しで再生されます。確かに、UNISONプリアンプとRecord FxスロットにUADプラグインをロードした状態ではわずかなレイテンシーは感じましたが、作業に支障を来すレベルのレイテンシーは発生しませんでした。
ARMはオーディオインターフェースごとに使用可能トラック数が決まっていて、私が使用しているapollo 8pでは12mono/6stereoトラックまでARMを使用することができました。
まだ試していませんが、DSPリソースを使用してレイテンシーを低減させている構造上、apolloシリーズのオーディオインターフェースをカスケード接続することでこのARMの同時使用トラックを拡充できる可能性があります。4台のapolloをカスケードして32トラック規模の低レイテンシー同時録音が可能になれば、現状ProTools HD/HDX一択のレコーディングスタジオのあり方が変わるかも知れません。
アナログサウンドを使用できるオプション
Universal Audioユーザーは基本的にアナログモデリングプラグインを使用するためにapolloなどのオーディオインターフェースやUAD Satelliteを使用していると思うのですが、ここではDAWネイティブで専用のスロットを設けたことをプッシュしています。
正直、今更なにを言ってるのか感はありますが、ProToolsのHEATのような感覚でしょうか。
現在のところ、サミングアンプのモデリングプラグインはNeve Summingのみ、Tapeプラグインは無償のOxide TapeとSTUDER A800のみが選択可能です。
A800プラグインは私もよく使用していて、その良さをわかっています。また、Neve Summingも試用してみた感じ、同様の機能を持つWavesのNLSよりもシンプルな操作で、かつ自分好みのサウンドでした。
しかし、前述の通り一番の売りである機能の目玉であるはずのNeve SummingとSTUDER A800は有償オプションです。正直なところ、これらと後述のコンテンツの価格を考えると他のDAWの初期費用位になってしまうと思います。どちらも14日間の試用が可能なので、実際に試してみてからの導入を検討した方が賢明です。
高度にモデリングされたインストゥルメント
Universal Audioがバーチャルインストゥルメント界に参入するとは思っていませんでしたが、LUNA専用のピアノRavel Grand Piano、有名シンセサイザーのMoog Minimoog、オーケストラ音源のSpitfire Audio、無償の標準シンセShapeを用意してきました。
正直、私はこれらを使うことはなさそうです。
また、バーチャルインストゥルメントに関してはDSP動作ではなく、PCのCPUを使用するNative動作とのことなので、そこにも注意が必要です。
オートセーブ機能
なんと、LUNAには一般的なDAWで変更を加える前に必ず行う⌘+Sでのセーブ機能が搭載されていません。オートセーブのみでセッションの状態を保存します。オートセーブは上書きで一定の時間ごとや何か変更を加えた直後に行われるとのことです。
オートセーブを行う間隔は設定可能で標準状態では5分、最短は1分でした。
マニュアルにはこんな感じで書かれています。ちょっと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。少なくとも私は不安です。
レコードしながらFinderでファイル容量を監視していたところ、確かにレコーダーをストップした直後にファイル容量が増えたので、言っていることはやってくれているのは理解できるのですが、慣れの問題なのか不安に感じました。
以前の状態に簡単に戻ることができるとは言え、マニュアルセーブも実装して欲しいものです。
また、上記のオートセーブに関連してか一度セッションファイルを閉じた後にもUndo/Redoが行えます。安心な機能だとは思いますが、前回セッションを開いたときに最後に加えた変更を憶えている方はそう居ないのでは無いでしょうか。
オーディオファイルの保存先は?
これが一番の謎です。セッションファイルの容量がオートセーブ後に増えていることからもセッションファイルが内包しているのは間違いないのですが、それらをFinderから見ることはできません。
オーディオデータが置かれたトラックを複製しても容量が変わらないことから、LUNAはクリップ単位でオーディオファイルを管理しているとは思うのですが、それを外から見ることができません。
オーディオファイルとしてLUNAから出力するためには、クリップ単位でのエクスポートかトラック単位での一本化したエクスポートを行うか、MIXDOWNをする必要があります。
ProToolsのようにリンク先のオーディオファイルが行方不明になってしまうことは起こり得ませんが、オーディオトラックのみをバックアップするような使い方が出来ないのは不便かも知れません。また、LUNAにはファイルブラウザが無いため、不使用のファイルだけを選択して削除することも出来ず、セッションファイルのサイズをコンパクトにしてからバックアップを行う、と言うことも出来ないようです。
その他の機能
使用するPCのCPUやオーディオインターフェースのDSPパワーのある限りは、DAW側は使用可能トラック数は無限のようです。実際にそこまで大規模なMIXをすることがあまりないので、これは活かせる気がしません。
前述の通り、Audio Units(AU)プラグインとバーチャルインストゥルメントも使用可能です。
個人的には作編曲に使用することは無いと思うので、活かせる気がしません。
AAFファイル=Advanced Authoring Formatとは、簡単に言うとDAWのセッション情報をまとめたファイルです。他社製のDAWからこのAAFをインポートすることでLUNAに同じ状態のセッションを立ち上げることができます。
後発のDAWとしてはもはや必須の機能ですね。
以前使用していたDAWからAAFをインポートして、LUNAの使用方法や操作方法を確認する際には便利な機能だと思います。DAWごとのサウンドの差をワンタッチでみることも出来ます。
なんのことを言われているのか、いまいちピンと来ないのですが、Timeline Viewのハンドルツールについて言っていると思われます。LUNAではProToolsで言うところのスマートツールのようにマウスオーバーした段階でポインタの形状が変わり、ツール切り替えなしに編集が行えます。
わざわざ特徴に記載することでも無いような必須機能な気がします。
3行でまとめると
- ARMでI/Oレイテンシーはわずか2ms!
- セッションはオートセーブのみで保存される!
- Neve Summingはオプションでした!
最後に
さて、ついでにインストールした感の強いLUNAですが、ざっくりとレビューしてみました。他のアプリケーションを起動しながら触っていたので、数回に渡ってアプリケーションクラッシュが発生してしまったのが気にかかります。まだ実戦投入できる安定性は無いのかな、と言うのが正直な感想です。
リリース間も無い今はまだ不便や不安に感じるところが多いですが、今後のアップデートで機能が拡充していくのは間違いないので、それを期待しながら待ちたいと思っています。
かなり厳しめのレビューになりましたが、最大の特徴であるARMを使用した際の2msのI/Oレイテンシーは本当に凄い!の一言です。使いやすさの面は慣れで解決するとして、安定性やファイル管理のアップデートなどがあれば、試用を経て実戦投入したいと考えています。
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