Microphone

現役エンジニアが教える、ドラム録音にオススメのマイク〜第1回〜

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ドラムの録音をするときに、たくさんのマイクを使用しているけど、あれはどんな基準で選んでいるのか?、どこに向けて立てているのか?、と言った疑問を解消して行こうという企画をスタートしてみます。

記事内では、ドラムのレコーディングに適したマイクロフォンを、ドラムスの各キット、使用方法ごとにご紹介してまいります。ドラム録音と銘打っていますが、ライブPA/SRでも考え方は一緒なので、参考になると思います。

いっぺんに全キット分をご紹介すると大変な文量になってしまうので、第1回目の今回は、バスドラムとスネアドラムを録音する際にオススメのマイクロフォンをご紹介していきます。



はじめに

ドラムの録音に限ったことでは無いのですが、レコーディングを行う際には作業前の段階で完成形の音像が決まっていることが理想です。硬いサウンドにしたい場合には硬い音に録れるマイクを選ぶことで、後の段階で無理な処理をせずに済みます。

また、マイクロフォンの得意とする帯域は限られており、仮にレコーディングの際に欲しい帯域が録音できて無い場合には、編集・MIX段階で補うことは難しくなります。例えば、重低音を響かせるバスドラムが理想だったのに、バスドラムの低域がしっかりと録れて無い場合など、プラグインで強引に低域を足すことはできるには出来ますが、自然な形で理想のサウンドにすることは不可能です。

逆に、マイクチョイスを適切に行い、狙ったサウンドに近い音がしっかりと録れている場合には、編集・MIXの段階で無理なEQが必要なくなり、サウンドの質も向上します。無茶な処理によるストレスからも解放されていいことだらけですね。

あと、非常に重要なポイントですが、ドラムセット本体のチューニングやミューティングもしっかりと確認しましょう。例えば、ロック色の強い楽曲などで、タイトなドラムサウンドが欲しい場合には、後からプラグインで調整するよりも、録りの段階でチューニング・ミュートをしておくのが利口です。

マイクの立て方

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マイクの立て方、いわゆるマイキングに関しては経験によるところが大きいのですが、こちらも大きな比重を持っています。

ドラムセットの各キットについて、基本的には近接集音という音源に近い位置にマイクを設置して集音する方法を取るのですが、音源からの距離・角度によって録れるサウンドは大きく変わります。

マイクと音源との距離が近いと、当然ですが録音されるレベルは大きくなります。それと同時に、マイクロフォンの指向特性による近接効果で低域が多く録れるようになります。逆にマイクと音源との距離が遠い場合には、狙ったキット以外のサウンドが録音されてしまう、『カブり』という現象が強く起こります。録音に慣れてくれば、この両者の間でうまい落とし所を見つけることができるでしょう。

マイクと音源の角度についても考える必要があります。

スネアドラムやタム類など、筒状の形をしたキットの音は筒の真上と真下に向かって出てきます。また、スティックがヘッドに当たるアタック音を集音するためには打面側のヘッドにマイクを立てる必要があります。

この際に、音が向かってくる真上方向から集音できればベストなのかも知れませんが、ドラマーの演奏の邪魔になってしまいます。そのため、一般的にはリムの近くから角度をつけて集音するのですが、その時の角度の深さでサウンドが大きく変わります。

ざっくりとご説明すると狙ったマイクの角度が、ヘッドの中央に向いていれば胴鳴りが豊富な太いサウンドが多く、リムの近くに向いていればエッジの効いた鋭いサウンドが多く集音されます。

マイキングに関しては、サウンドを確認しながらマイクの位置を動かして、「どこに立ててどこに向いているとこういうサウンドが集音できるか?」ということを身をもって覚えて行くのがよいと思います。

また、自分の耳をマイクの代わりにして、耳を近づけて聴きながらポイントを探すのも良いのですが、かなりの音量なので、耳を痛めないように、また、頭を叩かれないように注意しましょう。

 

さて、前置きが長くなりましたが、ここからは実際に各パーツごとに集音に適したマイクロフォンをマイクの立て方と合わせてご紹介してまいります。私は、レコーディングよりも先にPAのノウハウを蓄積していったために、若干ライブ音響よりのマイキングロジックになりますが、基本的な部分は共通です。

バスドラムにオススメのマイク

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バスドラムの集音には、当然ですが低音の集音に有利なマイクをチョイスします。低域の集音にはダイヤフラム(マイク内部の振動板)が大きなダイナミックマイクが有利です。また、バスドラムの音圧に耐えられる耐入力が高いマイクロフォンが使用されます。

意外なことに、バスドラムのアタック成分には3〜5kHzや更に上の帯域も重要になってくるので、その辺りの特性にも気を使う必要があります。

マイクを立てる位置はホールがカットされている場合、そのホール部分の中央に立てることが多いです。この位置が最も低域の拾える位置になります。低域と共にバスドラム内部の空気が飛び出してくる位置でもあるので、『吹かれ』が気になる場合には若干上向きに角度をつけることもあります。

チャンネル数に余裕がある場合には、ホール中央付近だけではなく、ホール内にもビーターがヘッドに当たるアタック音を集音するためのマイクを設置することが多いです。

また、冒頭でも述べましたが、余韻の短いタイトなロックサウンドを目指す場合などには、チューニングやミュートの有無を含めてしっかりと検討しましょう。

AKG
D112 mkII


先代のD112の頃から『ビッグエッグ』と呼ばれている、見た目にもしっかりとした、いかにも強そうで低音が拾えそうな単一指向性マイクです。高音圧にも耐えられる設計で、まさしくバスドラム用マイクロフォンとなっています。

mkIIになってからは、マイクホルダー無しで本体にマイクスタンドを直接セットして使う構造になったため、初代でよくあったずり落ちてくる現象は起こらなくなっています。代わりに、なぜかマイクの集音面側に金具が出っ張る構造になっているため、若干マイキングにコツが必要です。

ちなみに、私が所有している個体は、マイク本体とコネクタ・スタンド取り付け部の合わせを180度回して取り付けてあります。また、ライブ会場で使用しているうちに可動部分のネジがダメになってしまったので交換してあります。

あくまでも日々のヘヴィユーズの結果であり、一般的な環境で使用している分には、そうそう壊れることはないと思います。

d112_f

こちらの画像は、D112mkIIの周波数特性グラフ(f特グラフ)です。f特グラフでは縦軸に音圧レベル、横軸が周波数を取っていて、該当の周波数が高ければ、その帯域が得意なマイクロフォンである、と考えて問題ないです。また、グラフの点線部分は10cmの近接集音をした場合の特性になっています。前述の近接効果、というもので低域が持ち上がっています。

f特グラフからは、バスドラムの美味しい部分60-120Hz辺り、アタックを司る3-5kHz辺り、ハイエンドの10kHz付近が得意というのが読み取れます。サウンドの印象も全くもってグラフ通りで、非常にロックドラムに向いたサウンドを拾ってくれます。

SHURE
Beta52A


こちらも強うそうな見た目のマイクですね。SHUREのBetaシリーズからバスドラム用マイクロフォンのBeta52Aです。上記のAKG同様に耐音圧が高いマイクロフォンです。指向性は超単一指向性となっています。

beta52a_f

さて、f特グラフがややこしいことになっていますが、近ければ近いほど低域がよく拾える、ということですね。

しかし、一番遠いところを示しているグラフでも0.06m=6cmとなっています。つまり、近接効果で低域を多く録りたい場合には、かなりのオンマイクを強いられてしまいます。実は私、以前このマイクが非常に苦手で、「なぜこんなに低域が出ないのか?」とマニュアルを参照してみたところ、マイクとバスドラムのリファレンス距離が示されていました。

そこには、『最大限のアタックと低域を得るためのセッティングは打面から5-7.5cm』と記載があり、非常にびっくりしました。このサイズのマイクをそこまで突っ込むのか、と。実際には、ホールから少し突っ込んだ位の位置で十分な低域とアタックがピックアップできるのですが、何事も取扱説明書はちゃんと読んだ方がよいですね。

さて、実際のサウンドは低域とアタック感のバランスがよく、比較的ジャンルを選ばず使えるサウンドを拾ってくれます。低域のピークが50Hz辺りと低く、非常に重心の低いサウンドを拾ってくれるので、MIX段階でローエンドをプラスしないでいけちゃったりします。

抜けが悪くなりがちなローミッドあたりが落ち込んでいるので、サウンド全体はすっきりとしています。また、高域のアタックは4kHz一局集中となっていて、ハイエンドに伸びが無いため、硬くタイトなバスドラムを作る場合には後述のBeta91Aと組み合わせるのが理想です。

Audio-Technica
ATM25


上記2本と比べるとルックス的にはシャープな印象を受ける国産メーカーのマイクロフォンです。しかし、中身は外枠のサイズいっぱいのダイヤフラムが入っているため、口径では見劣りしていません。指向性はスーパーカーディオイド(超単一指向性)を超える狭さのハイパーカーディオイドです。

 

atm25_f

さすが国産メーカー、安心の日本語です(グラフのタイトルだけですが)。f特グラフからは、低域のピークが70-90Hz辺り、高域が3kHz、4kHz、6kHz、8kHz辺りに見て取れます。

ATM25はマイキング次第で色々なサウンドを拾えるのが特徴のマイクです。基本的にはふくよかな低域をピックアップするマイクロフォンなのですが、マイクの向きを少し変えるだけでピックアップするサウンドはガラッと変わります。というのも前述の通り、このATM25の指向性はハイパーカーディオイドとなっていて、バスドラムにセッティングする際に、ビーターとの角度関係で拾えるアタック音が全くかわってきます。

サイズが比較的小型でアレンジもしやすいので、基本的にはホールから少し突っ込んだ位の位置にビーターに向けてセッティングし、アタックが拾えすぎている場合には角度を変えてアタックから逃げるような使用方法がハマる印象です。

上記のようなアレンジメントを行うことで、ジャンルを選ばないオールマイティーなマイクと言えるのではないでしょうか。

SHURE
Beta91A


マイク、と言われてもピンと来ない、平らな板型コンデンサーマイクのBeta91Aです。カテゴリーとしてはバウンダリーマイクという分類になります。

指向性は前方半球型(ハーフカーディオイド)となっています。同じくバウンダリーマイク(プレッシャーゾーンマイク)として有名なクラウンのPZMとは違い、設計段階からバスドラムに使用するマイクとして開発されています。

Beta91Aは半球型の指向性を活かして、バスドラムの内部に『置いて』使用します。表裏の区別はありますが、ケーブルが引っかからない限り、向きの制約はありません。

beta91A_f

f特はこんな感じです。点線部分は裏面のスイッチで切り替えられる部分ですね。低域の集音はあまり得意ではありませんが、3kHz以上のアタック成分、ハイエンド部分の集音が非常に得意なマイクロフォンです。

私は、アタック補助用のマイクと割り切って、コンツァースイッチを入れた状態、かつ、120Hz程度のHPFを入れて使用することが多いです。かなり高いカットオフですが、これはサウンド面の割り切りだけではなく、後述の位相の影響を抑えるためでもあります。

マルチマイク時の注意点

同じ音源に2本以上のマイクを立てる場合には、常に位相の問題がつきまといます。残念ながら、ドラムセットのレコーディングでは絶対にこの問題に遭遇してしまいます。

個人的にはドラムセット全体の位相はズレズレが当たり前だと思っているので気にしないのですが、バスドラムなどの低域楽器に2本以上のマイクを立てる場合にはそういうわけにも行きません。(ベースのラインとアンプの時間差による位相ズレも非常にやっかいですが。)

詳しいことはここでは省きますが、位相干渉が起きると、逆相成分がキャンセルされて聞こえなくなります。中高域では倍音成分が豊富で複雑な波形をしているため、位相干渉が起きても完全にキャンセルが起きることはまずありません(それでもかなりの影響があります)が基音部分が主でサイン波に近い単純な波形の低域では、ほぼ完全に基音部分が消え去ります。

音速は約340m/s、つまり1秒間に340m進みます。また、音波の振動数(音の高さ)を表すHzは、1秒間の振動数のことを表しています。

例えばバスドラムの美味しい部分、60Hzの音波は1秒間に60回振動しています。つまり、60Hzの1波長の長さは、340m/60=5.666mで、これが半波長分2.833m離れた位置で集音すると180度真逆の位相になります。(実際には2.8[m]/340[m/s]≒0.008秒=8msの時間的なズレもあるためそう簡単ではないのですが。)

バスドラムに立てる2本のマイク同士が2.8mも離れるわけはありませんが、オーバーヘッドやルームマイクで拾われたバスドラムは逆相になっている可能性があります。離れた方のマイクにフェイズを入れて位相反転させるのも方法ですが、どこかしらの帯域でキャンセルが発生するのは避けられません。また、180度完全に逆相になっていなくても打ち消しは発生しています。

そのため、同一音源に複数のマイクを立てる場合には、低域集音用では無いマイクにHPFを入れ、低域をカットして位相干渉の影響を可能な限り抑える必要があります。



スネアドラムにオススメのマイク

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スネアのマイキングは、マイクとの距離と角度の調整が最も重要になってきます。

一般的にスネアを集音する場合には打面を狙うスネアトップのマイクと、裏面の響き線(スナッピー)を主体に狙うスネアボトムを使用します。加えて、欲しいサウンドによっては、側面からスネアの胴に向けてオフ目にスネアサイドを立てることもあります。

また、回線数、チャンネル数に余裕が無い場合にはボトムを録らずにトップマイクだけで集音することもあります。

マイクの立て方の項でも解説しましたが、基本的にはマイクが中央に向いていれば中低域が、リムの近くに向いていれば高域がよく録れます。

ボトムマイクは立て方によって演奏に干渉することが無いので、比較的自由に立てられますが、ボトムマイクで欲しいサウンドがスナッピー主体だったりすると、エッジよりからスナッピー音を拾うようなマイキングをします。

また、同一音源に逆側からマイクを立てるため、基本的にトップマイクとボトムマイクは逆相になります。多くの場合ボトムマイクを位相反転させますが、私はそれに加えてボトムにカットオフ高めのHPFを入れてしまうことが多いです。

バスドラ同様に、生音を狙ったサウンドに近づけてから録るのがベターです。また、スネアに限りませんがヘッドの新しさや材質、トップコートの有無でマイクチョイス以上にサウンドが変わります。スネアが個人所有のものであれば、事前に調整が可能な場合も多いので、こちらも事前に打ち合わせ必須です。

見過ごせない点として、スネアのマイクにはドラムセット全体の音が被りこみます。また、スナッピーは他のキットの振動で常に発音(バズ)しています。オンマイクを心がけて、被りを嫌ったところで絶対に避けることは出来ないため、うまく付き合っていきましょう。

ちなみにライブ音響では、ドラムの生音、モニタースピーカーからの音、ギター・ベースの各アンプ、メインスピーカーの回り込みでステージ上の全てのマイクのメーターが触れっぱなしになっているのが当たり前です。そんな状況で分離なんて言ってられませんが、PAエンジニアはHPFやEQなどのフィルタリングで誤魔化しています。

ライブレコーディングのデータを見聞きすると、どうやってこれを作品に持って行くか、を考えさせられます。

SHURE
SM57-LCE


楽器用マイクのド定番、SM57(ゴーナナ)です。スネアに立てるマイクとしても最も一般的なマイクロフォンですね。指向性は単一指向性で音圧にも強く色々な楽器の集音に頼りになります。

音圧に強くても直接の衝撃には強いわけではないので、マイクを立てられ慣れていないドラマーが叩く場合、若干注意が必要です。SM57の死因は主に『不慮の事故で叩かれたこと』によるものです。

 

sm57_f

f特グラフでは、低域が200Hzあたりからスッと落ちて行っています。近接効果と合わせても低音楽器とかぶりがちな帯域が落ちてくれているので、分離がよく、EQ無しでも抜けてくる印象があります。また、400Hzあたりのこもって聞こえるあたりが落ちているのも抜け感がある印象に繋がっていますね。

上の方は、4kHzあたりからピークがあります。8-9kHzも出てますね。EQで突きたくなる部分が録音の段階から録れていることでも抜け感が光っています。

SHURE
Beta57A


こちらはBetaシリーズの57です。SMシリーズは単一指向性ですが、こちらは超単一指向性となっています。

楽器だけではなく、ボーカルマイクとしても使用可能な万能マイクですね。女性ボーカルには非常によくマッチします。

beta57a_f

F特はSM57と似ていますが、こちらの方が低域のロールオフが少し早く、ハイエンドが伸びています。実際のサウンドでも、ほどよく高域にピークがあり、抜けがよいです。

一箇所にピークが集中していないので、後処理でピークをずらす際にも融通が効くのも便利な点です。SM57を少し上品にした感じの音が拾えます。

beta58a_f

ちなみに、こちらのグラフはBetaシリーズのボーカルマイク、Beta58Aのf特だったりします。

1kHz以下はBeta57Aとほとんど同じカーブで、4-5kHzにかけて1つ目のピークが来るところも似ているのですが、5kHzから上がBeta57Aよりも更に綺麗に伸びています。サウンドの印象としては、Beta57Aよりも抜けを強く感じることができます。
SHURE / BETA58A
SHURE / BETA58A

なぜ、ここにボーカルマイクを持ち出してきたのか、というところですが、実はBeta58A、スネアに立てても全然いけちゃうんです。説明書はちゃんと読まなきゃですが、固定観念に囚われず、柔軟にやっていくことも大事です。

SENNHEISER
e904


老舗メーカー、SENNHEISERのevolutionシリーズからe904です。クリップを使用して、タムにセットするイメージが強いマイクですが、スネアにもよくマッチします。指向は単一指向性です。

個人的には、スネアに使用する場合にはクリップでセットするよりもスタンドにセットして、若干オフめから狙った方がうまく全体を拾える印象です。

e904_f

f特はなだらかなハイ上がりながら、125Hz付近までは下もあるため、近接効果でローエンドが拡充されて80Hz位までは綺麗に拾ってくれます。アタック成分がある付近に目立つピークもなく、満遍なく出ているので、どんなジャンルでも使いやすいスネアになりますね。

また、SHUREのマイクよりもアタックが早い印象があります。周波数的に目立ったピークがなくても、このレスポンスの速さではっきり前に出るサウンドを拾ってくれています。

MIX段階で若干の抜けの悪さを感じますが、おおよそフラットな中域の特性を持っているため、カットEQだけで解決することがほとんどです。全帯域がしっかりと録れていて、EQの切り方でアタック感や低域の存在感が変わってくるので、EQの練習にも良いですよ。



3行でまとめると

  • ドラム録音には位相の問題が付いて来る!
  • バスドラは低域だけじゃなく高域にも注目!
  • スネアはフラットな中域と高域の存在感!

最後に

さて、第1回はバスドラ・スネア編でした。周波数特性だけを見てもイメージが湧きづらいと思うので、最後にイメージを膨らませる方法をご案内します。

DAWでピーキングEQやHPF/LPFを使ってそれぞれの楽器のf特グラフ上のポイントをブーストしたりカットしたりしてみると、なんとなく、その帯域にどんな成分がいるのかを理解できると思います。その成分が必要か不必要かを考えてマイクを選んでいけば失敗は少ないと思います。

それを踏まえて、マイクの特性を意識しながら生楽器のレコーディングやMIXをすれば、MIX段階からだけでなく、録り音の段階でEQの使い方や定位の取り方、アタック感の出し方などが上達していくと思います。

なにごとも、まずはやってみることが重要ですね。

第2回の記事はこちらからどうぞ、ハイハットとタムタムに適したマイクの記事です。

 


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