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DTM/DAW

DTM/DAWってなに?低予算でDAW/DTMを始めてみよう!


当ブログでは主にDAW/DTMについての記事を書いていますが、この記事は、そもそもDAW/DTMってなによ?って方のための記事です。

よくわからないから始めたくても始められない、始めるのにすごくお金かかりそう、難しくてできないかも知れない。

などなど、はじめの一歩を踏み出せない方の参考になればと思って記事にしました。

私がその昔に、先輩にDAW環境揃えたいんです、と相談したところ、『まず、予算は30万用意して、そのうち20万で初期環境を整えろ!』、『すぐに追加で欲しいものが出てくるから、10万は取っとけ!』と言われて、全財産をかけて環境構築した経験があります。






002Rack

当時は選択肢もほとんどなかったので、Digidesign(現Avid)の002Rack Factoryを必死の思いで購入しました。

当時の価格を考えれば適正だったと思います、が、よく冗談に取れない冗談をいう先輩でしたが、その先輩のおかげで現在の自分があるわけなんですね。

さて、時は進み、初期費用は大変安く抑えられるようになりました、いまならコンピュータさえあれば、1万円ちょっとの予算で環境は整えられるんです。

 

DTM/DAWとは?

さてここからはDTMとはなにか?
DAWとはなにかについてご説明していきます。

DAWとは?

DAW(Digital Audio Workstation)、直訳するとデジタルで音楽的ななにかができる高性能コンピューター、ってなります。

実際には楽器や声などのオーディオ信号をデジタルデータに変換し、保存、編集をすることが可能なPC用ソフトウェアのことを指します。

 

DTMとは?

Desktop Musicの略称です、これは和製英語で海外では通じません。

机の上の音楽、といったそのままの意味ですね、現在ではDAWとの明確な線引きはありませんが、元々はMIDIデータをコンピューターと音源モジュールでやり取りして、音源モジュールから音が出る、コンピューターはデータの軽いMIDI信号を制御するだけ、っていうものでした。

DTMが出回り始めた当初は、一般人が入手可能な価格帯のPCのスペックが今と比べて低く、リアルタイムにオーディオデータを処理することはとてもできませんでした。

MIDIについては、ここでご説明すると恐ろしく長くなるので、またの機会にでも…。

 

DTMとDAWの違いは?

現代において、言葉としてのDTM/DAWには違いはほとんどありません。

もともとDAWは『オーディオを扱う』ということに特化していましたが、現代の主要DAWソフトウェアはオーディオだけでなくソフトウェア音源やMIDIもコンピューターの内部で扱えるため、かつてDTMと言われたものの機能を内包してしまっているからです。

MIDI音源モジュールなんていつから見てないでしょうか?

ただ、言葉の認知度を鑑みて、当ブログではDAWに関する記事をDTM/DAWとカテゴライズしております。

言葉の意味としては、
DAW = ソフトウェア、アプリケーションを指す言葉
DTM = DAWなどを使って音楽を製作すること
という感じで使われています。

 

DTM/DAWで出来ること

コンピューターを使用して楽器や歌の録音、編集、MIXが行えます。また、ソフトウェアシンセサイザーや外部音源モジュールを使用して楽器の自動演奏、いわゆる『打ち込み』が行えます。

操作に少し慣れることで、弾き語りミュージシャンであれば、自宅で音源制作が、バンドマンだったら、新曲のアイディアをある程度形にしてメンバーに渡したり、デモテープを作成する、ということが比較的低予算で可能になります。

他サイト様の記事などを見ると『簡単に』ってキーワードが以外と多いのですが、実際、納得出来るモノを作ろうと思ったら、そんなに簡単ではありません。そんなに簡単だったら、私のような業種の人間は失業してしまいます。

それでも、レコーディングスタジオよりも敷居は格段に低いのと、最小限の機器構成なら比較的安価で揃えられるので、試しにやってみるのも良いと思います。

 

DTM/DAWを始めるのに必要なもの

ここからは実際にDTM/DAWを導入する際に必要なものについてです。

あくまでも最小構成で書いているので、高品質、便利、ってところからは遠いですが、DTM/DAWとはどういったものか、を可能な限り低予算で試してみる趣旨であることをご理解いただければと思います。

 

1.コンピューター

今お使いのコンピューターのOS、CPU、搭載メモリ、USBの穴の数を確認してメモを取っておきましょう。あくまでも低予算のお試しなので、PCの新規購入は持っての外です、ありものでやれればベストです。

いい機会だからついでに買い換えたい、ということならば現在Windowsユーザーの方にもMacをお勧めします。MacOSも昔ほど扱いづらくないし、データも互換性があったりするので大丈夫です。

 

2.新品のオーディオインターフェース

オーディオインターフェースとは、コンピューターと楽器やマイクを接続するのに必要な箱のことです。

現在の主要DAWはASIOやCore Audioに対応しているのでオーディオインターフェースすらいらないとお思いの方もいるかも知れませんが、ここで重要なのは『新品』であることです。

現在新品で販売されているオーディオインターフェースには、主要DAWのお試し版ソフトウェアが付属しているものがあります。

そちらが目的なので、たとえ格安でも、『中古』ではなく、『新品』で入手しましょう。

予算的には1万円位からありますが、ここでお勧めなのは、SteinbergのUR22mkIIというオーディオインターフェースです。

STEINBERG / UR22mkII

STEINBERG / UR22mkII

付属DAWはSteinberg CubaseAIです。

CubaseAIは無料で付属するお試し版ソフトウェアですが、ソフトウェアシンセも含まれていて、録音、編集、MIXが一通り可能です。さすがに他トラックを使用した大規模なプロジェクトは不可能ですが、低予算でのお試しであれば、申し分ない性能だと思います。

先ほど確認していただいたパソコンのスペックのメモをここで使います。

googleで[UR22 動作環境]、[CubaseAI 動作環境]で検索するなどして、SteinbergのCubaseAI、UR22の製品ページに行き着きます。[動作環境]とかってボタンを探してください、そこにUR22の動作環境が掲載されています。

動作環境を満たしていれば、現在お使いのPCでもDTM/DAWを始められます。

その他おすすめのオーディオインターフェースについては下記記事を参考にしてみてください。

 

3.ヘッドホン

もし自宅に6.3mmプラグのヘッドホンがあれば、そちらをそのままお使いいただけます。

もしない場合は、スマートホンやポータブルオーディオプレイヤーなどに付属のイヤホンに、以下のような変換プラグを繋げて使用することができます。

CLASSIC PRO / ASN221M
CLASSIC PRO / ASN221M

 

この3つが揃えば、お試し音楽制作を開始できます。

しばらくこの環境で制作をしていると、だんだんとモニターするときにスピーカーが使いたい、高品位なソフトシンセが使用したい、MIXに使用できるプラグインがもっと欲しい、などなど、いろいろ要望が出てくると思います。

そうなったときにDTM/DAW環境をパワーアップさせる方法を考えたらよいのです、それが楽しかったりもするんです。




 

☆まとめ☆

  • 必要なものはPC、インターフェース、ヘッドホン!
  • 新品インターフェースにはDAWソフトが無料で付いてくるものがある!
  • 物足りなさを感じたら、そこから増強するのがよい!

 

 

最後に

新しいことをやるのにどうしても必要な初期投資、ここをできるだけ抑えることができれば余裕を持って始められるし、万が一やめてしまっても金銭的被害(?)は最小限ですみます。

楽器に関してはある程度の品質のものを使用した方が上達も早いのですが、DTM/DAWに関しては勉強としてお試しセットで一回試してみてから、本気になったらその時にお試し経験を生かして本気セットを組めばいいんです。

 

 

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ZAL

 

 

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